お知らせ
2013/03/23

【不動産関連ニュース】土砂災害への警戒の呼びかけに関する検討会の報告書について-国土交通省

 国土交通省と気象庁は、都道府県砂防部局と地方気象台等が共同で発表する「土砂災害警戒情報」について、これまでの利活用状況や運用実績、技術の進展等を踏まえ、土砂災害への警戒の呼びかけに関わるさらなる改善方策を検討、「土砂災害への警戒の呼びかけに関する検討会報告書-土砂災害に対する実効性の高い呼びかけに向けて-」としてとりまとめました。

 
 ○土砂災害の特徴と人的被害の傾向
 ・最近の土砂災害は①大規模な土砂移動、崩壊②地震後の土砂災害、③融雪時の土砂災害といった特徴が見られる
 ・土砂災害の被災者の傾向として死亡者・行方不明者の割合が高く、中でも高齢者の割合が高い
 
○土砂災害に対する安全確保行動の現状
 ・大雨警報(土砂災害)や土砂災害警戒情報をもとに安全確保行動をとる人が少ない
 
改善に向けた体制拡充として、情報処理の自動化を更に進めることが必要性や、土砂災害の発生情報については、情報収集ができる体制の構築に向けて関係機関との協力を進めるとしています。
 
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