2011/11/06
【不動産関連ニュース】 9月の住宅着工 6ヶ月ぶりに減少-国土交通省
国土交通省は10月31日、2011年9月度の「建築着工統計調査報告」を公表しました。新設住宅着工戸数は、持家, 貸家, 分譲住宅ともに減少し、前年同月比10.8%減の64,206戸でした。 東日本大震災発生後に低下したマインドは多少改善してきているものの、厳しい雇用・所得環境、不透明な景気の先行き等から、6ヶ月ぶりに前年同月の水準を下回ったもので、今後の先行きについては、雇用・所得環境等の推移、東日本大震災からの復興状況が我が国経済全体に及ぼす影響を引き続き慎重に見極める必要があるとしています。
■利用関係別
・持家 24,978戸(前年同月比 9.7%減、3ヶ月ぶりの減少)
・貸家 19,395戸(前年同月比 18.2%減、3ヶ月ぶりの減少)
・分譲住宅は 18,524戸(前年同月比 7.7%減、19ヶ月ぶりの減少)
内、一戸建住宅 9,396戸(同 0.9%減、4ヶ月ぶりの減少)
内、マンション 9,059戸(同 13.9%減、6ヶ月ぶりの減少)
■地域別
首都圏 総戸数(前年同月比 15.4%減)
・持家(同 14.3%減)
・貸家(同 16.4%減)
・分譲住宅(同 20.6%減) 内、マンション(同 36.4%減)内、一戸建住宅(同 2.0%減)
中部圏 総戸数(前年同月比 15.3%減)
・持家(同 13.8%減)
・貸家(同 19.0%減)
・分譲住宅(同 22.8%減) 内、マンション(同 48.8%減)内、一戸建住宅(同 11.2%増)
近畿圏 総戸数(前年同月比 7.1%減)
・持家(同 6.4%減)
・貸家(同 24.9%減)
・分譲住宅(同 7.9%増) 内、マンション(同 27.1%増)内、一戸建住宅(同 3.8%増)
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